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 編集後記など
              編集部

【編集後記】
 今回の会報は、「世界のアイリス」出版記念ということで、この本の紹介、写真取材記、そして本協会としては珍しく、花菖蒲以外のアイリスを紹介することになりました。それと同時に、栽培関連の記事や、先達の功績を物語る記事なども含まれ、全体にバランスが取れた内容になったと感じております。 花菖蒲以外のアイリスに関する記事や、自生地探訪の記事なども、今後はなるべく掲載してゆきたいと考えておりますので、ぜひ宜しくお願い申し上げます。
 この会報も私がパソコン上で編集しておりますが、パソコンが普及したことで、文書も写真もデジタル化して送付していただける方が増え、以前にくらべ編集作業がかなり楽になりました。 しかし今回は、花菖蒲の花を写した写真のご投稿がやや少なかったように感じております。「世界のアイリス」関連記事で今回はクリアできておりますが、来年の会報に向けてぜひみなさんも今年の花のシーズンには花の写真や花菖蒲園の写真などを撮影されて、事務局までお送りいただきますよう、お願い申し上げます。               (永田)

【表紙の写真解説】

 月夜野 つきよの
 アイシャドウ・アイリス系相模原市の清水弘氏によって作出された一連のアイシャドウ アイリス系の中の一品種。キショウブと花菖蒲との交配種で、基本的には「愛知の輝」等と同じ種間交配種のグループだが、ピンクや藤紫色、また絞り、黄とピンクの復色など、ひじょうにバラエティーが豊かな系統である。純然たる花菖蒲とは異なるが、水辺と八橋をバックに咲く花は、日本的な情緒を感じさせる。

【理事会からのお知らせ】
 昨年度の会報三十二号のこの部分にて、会費の値上げを検討している旨をご連絡致しましたが、昨年度の会計報告にありますように、前年度に比べ繰越金の額が増加致しましたので、会費値上げの必要はなくなりました。理由と致しましては、会報制作費を安く抑えたことや、物販の増加などがあげられます。皆様にはご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます。