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  故 光田義男氏作出品種(その1)
  

 昨年夏、花菖蒲の育種家、光田義男氏が享年87歳の天寿を全うされました。光田氏は戦後間もない頃から平成10年まで、六百余の品種を作出され、戦後の花菖蒲の発達に大いに貢献されました。氏の作風である豪華絢爛な肥後花菖蒲は、「名古屋系」、「光田系」とも呼ばれ、たいへん人気が高いグループです。

    ここでは、追悼の意を込めまして、氏の作品をその作出年代順に紹介し、功績を讚えたいと思います。最近の会報で紹介された品種は、省いたものもあります。写真が無く、紹介出来ない名花もあり残念ですが、ご了承ください。

熱砂の舞(ねっさのまい)1957年
紅唇(こうしん)1959年 夜の調(よるのしらべ)1960年
淡路島(あわじしま)1961年 弥生(やよい)1962年
花影(はなかげ)1964年 湊花の薫(そうかのかおり)1964年