新人会員の栽培の記録

   新人会員 佐々木 与次郎(ホームページ担当者) この記事へのご意見・お問い合わせはこちら


 新人会員の平成14年の栽培記録を掲載します。諸先輩のご指導をお願いいたします。また,これから,栽培を始めたい方へのご参考になれば幸いです。
12月〜1月の作業

 11月も遅くなると葉も枯れ始めてます。すっかり枯れてしまったら,きちんと刈り込んで整理しましょう。春の芽だしの時に邪魔にならないようにします。
 
 乾燥させすぎないように,1週間に1度くらい水やりします。

 関東では,必要ないと思いますが,寒冷地では,わらなどをかぶせるとよいようです。

 こうして,1年が回りました。

 昨年は,あまりよくできなかったなぁ・・
 昨年はでなく「昨年も」かぁ・・(^^;)
9月〜11月の作業

 
9月以降は,肥培するのみです。月1回程度油かすなど使い慣れた肥料を与えます。

 永田さんの書き込み(ページ)などを読むと,相当肥培してもいいようです。

 右の写真は,我が家で良い方のものです。今年は,ダメだ・・・。
 ということで,更新遅くなりましたm(__)m。


8月の作業

 永田さんにアドバイスをいただいて中旬に化成肥料を少々まきました。

 
8月末になると,ようやく秋の気配が感じられ,化成肥料も聞き始め緑が濃くなってきましたので,6センチポットに植えた苗を12センチポットに植え替えはじめました。
 はじめから12センチのポットに植えたものに比較すると,苗が貧弱なのが気になります。
 これから相当頑張らないと,来年の成績が悪いかも・・・
 用土は,去年使った用土をふるいにかけて日光消毒したものに牛糞を2割ほど入れてみました。
7月の作業
 今月の作業は,水やりのみです。
 水枯れにならないように,せっせと水やりです。

 台風の後は,倒れた苗を元に戻したり札がなくなっていないかなどを点検します。

 雑草があれば,取り除きます。
 
6月の作業(その3)株分けの作業はつぎのとおりです。今年は,小さなポットに仮り植えし9月に本植えする予定です。
いろいろなやり方がありますので,あくまで参考にしてください。
@花茎を落とします。 A花茎を落とした後。 B鉢から抜いて土を落とします。
C株の中心から2つに分けます。 D葉を落とします。古い根なども整理します。 E鉢に植えます。用度は赤土7バーミキュライト3,無肥料です。
6月の作業(その2)

6月は苦労して作ってきた花を楽しむ月です。
右の花は,今年,加茂さんから購入した「満月の宴」なので,私はあまり苦労してないのですが・・・
ポット苗でも,小林さんに教えていただいた方法ですが,大きめの鉢に発砲スチロールで作った輪っかを入れて,これにポットのまま入れると,とても見栄えがよいです。
 鉢は,近くのホームセンターで購入したエビネ用の6号鉢です。
参考:NHK趣味の園芸「花菖蒲」P160

 今年は,5月末から6月末まで,ずいぶん長く花を楽しめました。

 また,協会の展示会に参加し,いろいろ御指導いただき,また,来年に向けてがんばりたいと思います。さて,これからが勝負(菖蒲)です。(^^;)

6月の作業(その1)

右の写真は「北洋」です。

実際は,もうすこし青っぽいのですが,写真の関係で赤っぽくみえます。
2番花も咲き,早咲きでこの青花は貴重と思います。

我が家では,このあと,光綾,花の雨,浅葱水晶,卑弥呼
と咲いています。(6月2日現在)

花菖蒲の栽培は,今月が最も忙しい月です。
花後株分けをしなくてはいけません。
今月,下旬には,株分けの様子をUPしますので参考にしてください。

 5月の作業

 右の写真は,「北洋」です。ゴールデンウイーク前につぼみが現れました。

 我が家の花菖蒲の中のトップバッターです。

 これからは,つぼみが害虫の餌食にならないよう,また,作業中に折ったりしないよう注意します。

 一昨年には,とても楽しみにしていたつぼみをガブリとやられてしまったことがあります。マーフィーの法則ではないですが,
「楽しみにしている株ほど事故にあいやすい」ので注意しましょう。(^^;)

 今年は,リゾクトニアの被害が目立ちます。
手遅れですが殺菌剤をまきました。
 我が家の被害株
 遠雷,浅間嶽(全滅),都扇,松阪藤袴(消失),千代の春(1篠),金剛城,銀の詩,十和田湖(消失寸前),白澄,夜光珠など。
 被害の出ている篠をみつけたら抜き捨てています。
 4月の作業

 平成14年は,春が10日も早く訪れて,我が家の花菖蒲もグングンと成長しています。

 3月に悩まされた夜盗虫も,なんとか落ち着きました。

 新芽が枯れ込んでしまう,鉢も数鉢にとどまっています。
 見つけたら抜き取り,予防にダイセンなどまきました。

 3月に引き続き,オルトランをまき防虫します。
 鉢の様子をみて,速効性の肥料を少々与えます。

 今年は,研究会で小林さんに教えていただいた,3号ポットに株分けする方法に挑戦してみたいです。
 3月の作業

 だいぶ暖かくなってきました。早いものは,右のように芽が伸び出してきました。
 冨野耕治さんの「NHK趣味の園芸 作業12か月ハナショウブ」によると,「芽だし肥として化成肥料を茶さじ1杯程度を施す」とあるので,私も,化成肥料を,1鉢にひとつまみほどあたえました。
 通信販売で入手した,苗が着きました。小さいポットで根ががちがちにはっているものは,5号ポリポットに根をくずさないよう植え替え,そうでないものは,そっと土を足しました。このころに入手した,ポット苗は,状態がよければ,花が期待できますね。地堀苗は,花は無理です,苗が無事活着すればもうけものでしょうか。
 増し土がよいということが,上記のテキストにありますが,1度苗を枯らしてしまったことがあり,今年は見送ります。
 暖かくなってきたので,様子をみながら灌水します。
 夜盗虫の食害にあいました。夜回りして捕殺しました。また,予防のためオルトランをまきました。
2月の作業

 私の家は,東京の町田にあります。庭も大変狭く,したがって数を育てるために,右のようにビニールポットで栽培しています。5号ポリポットです。すべてのポットが花をつけるといいなぁ,というのが,もっかの目標です。何年も花を見ていないものがあります(;;)

 今月は,まだ休眠期にあたり,芽も見えません。

 通信販売のカタログで,何を買おうか,あれこれ見るのも楽しいものです。今年も,いくつか注文しました。