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編集後記

 

   本年度から予算の関係上、会報のページ数が削減されましたが、皆様の投稿により内容ある会報が出来ましたことを感謝致します。
 今回の会報は、光田先生の業績を讚えるため、また資料的な意味も含めて巻頭の五ページを割き、光田系の品種を紹介しました。これらの他にも優秀な品種が数多くありますが、写真等の不備で紹介出来なかったのが残念です。先生の花は豪華絢爛な中にも気品があり、花色花形共たいへん完成度が高く、殊に濃桃赤とも呼べるピンク系の肥後系は、先生がおられなければこれほどの花を私たちは見ることが出来なかっただろうと思います。光田系は他の系統に比べ全般に性質が弱く作りにくいですが、絶やすことなく後世に継承することが、先生の花を愛する私たちの役割であると思います。
    さて、来年度の会報30号は、『日本花菖蒲協会創立七十周年記念号』として、ページ数多く編集する予定ですので、皆様の投稿原稿を宜しくお願い致します。    
  
(編集部    永田)